前田祐二さんの著書第2作目「メモの魔力」
テレビなどでも紹介されたので爆発的に売れているようですが、人気本ゆえに普段本を読まない人も購入されているのではないでしょうか。
とてもとても良い本で読みやすいのですが、それは普段から読書に親しんでいればの話で。
やはり、常日頃は全く本を読まないという方には少し難しいかも。
なんとか読みきったとしても
「あー、いい本やった、メモ大事やな」で終わるのではとないかと。
それはとてももったいないと思い、できるだけ読書初心者にもわかるよに「メモの魔力」を読んだ後にすることを1つに絞って見ました。とりあえずこれだけはやってみてください。
ネットで「メモの魔力、感想」と検索すると、とても詳細に解説されているのですがどうも難しく。
これって普段本を読まない人は理解に苦しむんじゃないかと思い、わかりやすくを心がけて筆を走らせています。いや正確にはキーボードを叩いています。
読書歴は学生の頃の読書感想文というウチの妻にもわかるように書きましたのでご安心ください。
「メモ。大事やな〜」ってだけの満足感で終わらないように、ぜひ自分を変えるメモの習慣を身につけてください。
なんか、頑張りたいんだけど何をやっていいかわからない。やる気はあるんだけど、ついつい先送りにしちゃう。そんな悩みをお持ちの方は是非続きを読んでください。
きっとモヤモヤが晴れるはずです。
この本を読んで一番印象的なのは著者の前田祐二さんの人柄です。
文章からもとても良く伝わってきました。
「引っ張って行くんじゃなくて、誰も見捨てない。」
「居場所を作ってあげるんじゃなくて、自分自身が居場所でありたい。」
そんな人柄がとても好印象でした。
すでに「メモの魔力」を読み終えた方はおさらいに、まだの人もまずこれだけ実践してみてください。だいぶ見える世界が変わると思います。大げさかもしれませんが「幸せ」っていうのが何か少しわかるんじゃないかなと。
メモの重要性
まず、あなたは普段どれくらいメモをしますか?
- 仕事であれば電話がかかってきたときの内容
- 主婦の方であれば買い物の内容
などではないでしょうか?
これらは比較的意識せずにメモしますよね。
でも、メモの魔力で言われているのは
「忘れないためのメモ」ではなく
「人生のコンパスとなるメモ」なんですね。
人生のコンパスとは
メモの対象を自分に向けることで「自分とは何か」が見えてきます。
自己分析と一緒ですが、難しく考える必要はありません。
例えば
- あなたの趣味はなんですか?
- あなたの得意なことはなんですか?
- 人生の目標はなんですか?
って聞かれてすぐに答えられますか?
こんな感じではないでしょうか?
はっきりわからなくても大丈夫です。多くの人が、明確に答えることはできないと思いますので。
思ってる以上に自分のことってわかっていないんですよね。
試しにこの3つの質問にしっかり答えられるように考えてみてください。
なんとなくこの3つを例に出したわけではなく、この3つが自分の中ではっきりしてるだけで、自分の芯というか軸をしっかり持てるんです。
仕事でも人間関係でも自分の好きなこと(趣味)で得意なことはやっていて楽しいし、人生の目標がはっきりしていれば、同じ気持ちや志を持った人と繋がりができるのもとても充実して幸せな気持ちになります。
例えば私の場合ですと
✅趣味は「人を喜ばせること」
趣味っていうからには何か読書や映画みたいに固有名詞でないといけないってことではないかと。
✅得意なことは「人に優しくすること」
こないだ自宅マンションでエレベーターが故障した時に、1階で困っておられたご婦人(70歳くらい)の荷物を階段で持って上がったのですが、次の日さっそくお礼の手紙をいただいてとても嬉しかったです。
得意なことも、パソコンが得意とか、絵を描くのが得意とかではなく「自分が自信あること」でいいんです。
✅人生の目標は「家族と幸せに暮らすことです」
だからいくらお給料が沢山もらえたとしても、遅くまで仕事をしなくてはいけないのであれば絶対に嫌ですしやりません。
地位とか名誉にも全く興味がありません。仕事でどれだけ偉くても家では関係ありませんから。
妻と子供の笑顔がエネルギー源です。
なので私の場合は
- 趣味は「人を喜ばせること」
- 得意なことは「人に優しくすること」
- 人生の目標は「家族と幸せに暮らすことです」
となります。
この3つがはっきりしてるだけでどんなんことが起こるかというと
やりたいことはもちろん「やりたくないこと」がはっきりするんですね。
たった3つのことですがこれがあやふやだと
仕事だから嫌だけどやらないといけないとか、おかしいと思うんだけど友達だから仕方ないみたいなモヤモヤした状態が続きます。
だから、自分がしたいと思えばすればいいし、自分が嫌だと思うことはしない。
仕事で残業が仕方ないのではなく、家族の時間を優先するならしなくてもいいと判断できるし、そんな仕事ならやめていいと思います。
友達だからって遠慮せず、それは人に優しくない誰も喜ばないと思うなら自分はしなくてもいいと思いますしそんな人とは友達やめてもいいんです。
まとめ
自分が生きていく上での基準を他人の目線や感情ではなく、自分の意思で判断すること。
たった3つ自分のことを知るだけで全く見える世界が変わるし、自信がもてると思います。
👉まずは自分の「趣味、得意なこと、人生の目標」を知ろう