この記事では、仕事やプライベートでなんらかの壁にブチ当たった時に「嫌だな、ストレスだな」とか「やりたいけど、自分には無理かも」とかそんな風に考えてしまう人のために、立ちはだかった壁を少しでも低くする方法をお伝えします。
私も仕事をしていて良く「嫌だな」と思うのが人前で話すことを頼まれた時なんですね。対面で話すのは得意なんですが、大勢の前で話すのは苦手で、、、
また、アイデアはすぐに思いつくんですけど考えているうちに、「やっぱり自分には無理かも」とか思ってきちゃうんですよね。
で、実際壁にブチ当たってるときって悩みと一対一じゃないですか?頭の中で。しかも悩んでることがたくさんあれば「あなたvs悩みの軍団」になってないですか?
だから、壁にブチ当たった時はいっかい逃げましょ。その場でやるかやらないかを決めなくていいと思うんです。悩みとあなたしかいない状況で物事を判断しなくてもいいんです。
例えば、初回無料のエステに行ったら、高額のコースに申しこまされたことないですか?あれも帰ってから良く考えると「申し込む必要なかった、、、」って気づきますよね。勧誘のお姉さんとあなたしかいないから正常な判断ができないんです。
だから、悩んだり困ったり、不安に思ったりした時はいったんその問題から離れてみましょう。
いったん離れるとどう変わるか
コレは無理やっていう「むりかべ」が現れたらまず逃げましょう。いきなり戦っても勝てませんから。

でも、いったん離れて遠くからみてみましょう。そんなに悩むほどの問題でもなくなりますよ。こんな風に。

こんな風に考えられるようになると、日々あらわれる「むりかべ」に翻弄されることなく、物事の決断がスムーズにストレスなくできるようになります。
では問題から離れてどうするか。
アドバイスを求める
単純な話ですが、仕事であれば同僚や先輩に相談してみましょう。プライベートな話であれば家族や友人に。
でも実際に悩んでる時や困ってるときってそれができないんですよね。不安とか問題で頭がいっぱいになってるから。
友達でも後輩でも相談されて「もっとはよ言ってくれたらよかったのにっ」て思うことないですか?
結婚がダメになった後に報告されたり、うつ病寸前で相談されたり。
「もっとはよ言ってくれたら相談乗るやんっ」てこと多々ありますよね。もちろんそうなる前にこちらから声をかけてあげることも大事なんですけど、
結婚がダメになった友人は「遠方に住んでいた」し
うつ病寸前の後輩は「部署が違った」んですね。
なので、自分から相談するのも大事なことです。案外みんな相談に乗ってくれますよ。
もし、誰も相談に乗ってくれる人がいない、、、そんな人がいたら遠慮なく相談してくださいね。問い合わせからメールを送っていただければ必ず返信します。
問い合わせフォームからメールを送るのはハードルが高いと思われるならツイッターでも構いませんよ。→@ohagiyamamoto
問題に対しての知識を深める
人に頼るのは嫌だっ‼︎という志の高いあなたには問題を自力で解決するために自身のレベルアップをおすすめします。
例えば、冒頭でも話しました「講演を頼まれたとき」について。
まず、「そんな大勢の前で話せない」「何を話していいかわからない」とか不安が押し寄せて来るんですけど
講演会場までいく「足」としゃべるための「口」があればできない理由は何もないですよね。
できないと思ってることは案外「繰り返し練習する」ことでできるようになることもあります。
講演に限って言えば何回も喋る練習をして望めばうまく話せます。コレは体験済みです。逆になぜ緊張するかというと、「練習していないから」なんです。パワーポイントで資料は作ったけど読む練習をしてないし、資料の内容は頭に入ってないしてなるとうまく話せずしどろもどろになっちゃうんですね。
講演を聞きに言って「話が上手いなぁ」と思う人は絶対話す練習をしてますから。
また、何かやりたいことを見つけたのに「やっぱり自分には無理」って考えてしまう場合。コレもほとんど自分の頭の中だけで考えてしまうからできなくなってしますんですね。
私たちの脳は「危険から身を守る」という機能が最優先で働くので、どうしても新しいとや経験のないことには「ブレーキ」がかかってしますんです。
じゃあその「ブレーキ」をどうやって「アクセル」に変えるか。
あなたがやりたいと思ったことをもっともっと調べたらいいし、実際やっている人に聞けばいいと思います。
逆にそこまでしなくてもと思うことであれば「やらなくてもいい」と決断してもいいでしょう。悩んでるうちはそんなにやりたくないというのも事実ですから。
本当にやりたくなったらすぐに行動すると思うので、あれこれ悩まずにすっぱり諦める、やめるのも大事なことですよ。
人の悩みを聞く
人の悩みを聞いた時は客観的にアドバイスできることないですか?でも自分の悩みは解決できない、、、
これは当事者は悩みで頭がいっぱいなんですけど、相談に乗ってる人はその人の悩みを俯瞰的に見れてるってことなんですね。
最初にお伝えした、「問題から離れてみる」って話と同じ考え方です。
相談されたときって、
何が不安なの?
その不安が起こったらどうなるの?
というように質問しますよね。
それを自分にしてみてください。
自分は何が不安なのか?その不安なことが現実に起こるとどうなるのか?
書き出してみるとよくわかりますよ。
例えば、、、
こんな悩みの場合、多くが「ただ、漠然と不安だ嫌だ」と思っていることがほとんどですよね。
じゃあまずプレゼンで何が不安なのか?
- うまくしゃべれるかわからない
- 反対意見が出るかもしれない
- 失敗したら恥ずかしい
でもこれさえ書き出せればあとは簡単。
>うまくしゃべれるかわからない→何回も何回もしゃべる練習をしましょう。してないから不安なんです。
>反対意見が出るかもしれない→どんな反対意見が出るか考えてそれの答えをあらかじめ湯おいしておきましょう。
>失敗するかもしれない→全力を尽くしていれば恥ずかしくはありません。
そもそもプレゼンの目的がはっきりしていていれば大丈夫です。
つまり、「これを伝えたい‼︎」「1人でも多くの人に知ってほしい‼︎」「これを何としても実現したい‼︎」こんな目的のプレゼンであれば何も不安に思うことはないでしょう。
しかし、毎回毎回そんな目的があるわけでもなくこんな理由でプレゼンするときもありますよね。「仕事だから」「順番で回ってきたから」「頼まれたから」
こんな理由だと全力を尽くせないのは当たり前です。
そんなときは自分の中で目的を決めましょう。
- たった1人だけのためにプレゼンする
- 今日は1度も噛まずに話す
- 自分の知識やスキルアップのために
- 人前で話す練習だと思う
- 利益でなく、聞いてくれた人の幸せを考える
話す内容によってもケースバイケースでしょうが、ただ漠然と話すより何か1つだけ目的を持って話すことで集中できるでしょう。
まとめ
自分には無理だ、、、となった時はまずはその不安や問題から少し離れてみて
- 手伝ってもらう、助けてもらう
- 知識や技術のレベルアップをする
- 不安や問題を書き出す
この3つで大体のことは解決するのではないでしょうか。
それでも無理な場合は、「悩むことをやめる、きっぱり諦める」ことをお勧めします。
ほんとに無理なことは無理でいいんですよ。