本屋で買えない本

【現代広告の心理技術101】正統派レビュー”ひとりで稼ぎたい人のために”

マーケティングやコピーライティングを勉強してる人は誰もが知っている【現代広告の心理技術101】いろんなレビューがあってどれを信用していいかわからない。そんなあなたのための”誤魔化しなし‼️誰でもわかる”正統派レビューです。

 

著者紹介

ドルー・エリック・ホイットマン

ドルー(別名ドクター・ダイレクト!) は、セールスの背後にある心理学を教えることを専門とする、広告とセールスの世界的に知られたトレーナーかつコンサルタントです。

彼は小さな小売業から何百万ドルもの取引をする巨大企業のために非常に効果の高い広告を生み出してきました。

その仕事はアメリカにおける最大かつ最も成功している企業や組織の多くに使われている。例を挙げれば、アメリカ自動車協会、広告業協会、アメリカ在郷軍人会、Amoco、ファーバーカステル、テキサコなどなどす。彼は現在もフィラデルフィア最大の広告代理店ウェイトマン・アドバタイジング・グループの直販広告部門で仕事を続けています。

広告名人やな
う、うん.。o0(名人?)

どんなジャンルの本?

A. ビジネス書の「広告」と言うジャンルの本になります。

チラシってこと?
チラシも広告のひとつですね

広告と聞くと「チラシ」や「CM」を思い浮かべると思うのですが、広告で一番大事なことはなんだと思います?

デザインでしょうか?

価格でしょうか?

有名なタレントを使うことでしょうか?

安売り‼️
広告で一番大事なことは「商品が売れる」ことです。

どんなにデザインの良い広告でも

どんなに安売りのチラシでも

どんなに有名なタレントを使ったCMでも

商品が売れなければ全く意味がないですよね。

逆に、ドラマでタレントがきていた服などが人気が出ることもありますよね。これはチラシでもCMでもありませんが、これも商品が売れているという側面から広告として機能している言えるでしょう。

つまり

広告=チラシ、CMではなく

広告=商品が売れるためのプロセス

と考えることが重要で、これをマーケティングやコピーライティング初心者向けに解説した本が【現代広告の心理技術101】です。

本のメインのテーマ

この本の1番の特徴は物を売る方法が書いてあるのではなく、人はどうすれば物を買うのか?ということが書かれています。つまり言い換えると人の感情はどうすれば動くのかについてのテクニックが101個書かれているわけです。

一言でいうと「人々が本当に求めているもの」はなにか。これがこの本のメインテーマといえるでしょう。

生命の8つの躍動

著書の中で、これが一番のメインテーマであり、すべての広告の原点と言えるでしょう。

人間はこの8つの欲求を携えて生まれてきたのであり、生涯を終えるまでこれらの欲求と無縁ではいられません。

  1. 健康で長生きして、人生を楽しみたい。
  2. 美味しい食べ物を味わいたい。
  3. 恐怖、痛み、危険から逃れたい。
  4. 性的に交わりたい。
  5. 快適に暮らしたい。
  6. 他人に勝り、世の中に遅れをとりたくない。
  7. 愛する人を、家族を、子供を守りたい。
  8. 社会的に認められたい。

つまり、これらの項目のどれかを元に広告を作ることが最も重要であると言えます。

人間の後天的(二次的)9つの欲求

上記の8つの項目に加えて、生きていく中で出てくるのが後天的な9つの欲求です。簡単にいうと、「今より良くなりたい」という二次的な欲求のことです。

  1. 役立つ情報がほしい。
  2. 好奇心を満たしたい。
  3. 身体や環境を清潔にしたい
  4. 効率良くありたい。
  5. 便利であってほしい。
  6. 安心、安全、質の良さがほしい。
  7. 美しく、流行にのりたい。
  8. お金を稼ぎたい。
  9. 得したい。

生命の8つの躍動に比べると、インパクトに欠けますがこれら9つの欲求もサブテーマとして意識することで広告の質をあげることができるでしょう。

実際の詳しい内容についてはこちらの記事でまとめています>>>

 

口コミはどうか

この本は良い口コミも多い反面、悪い口コミも多いんですね多いんですね。

なぜか。

  1. それだけ読んでる人が多いということ
  2. コピーライティング初心者には目からウロコの内容
  3. コピーライティング中・上級者にとっては当たり前のこと

つまり、【現代広告の心理技術101】の評判があまりにも良いので読んでみたら当たり前の内容だったと感じる中堅やベテランにとっては評価は低くなるのでしょう。

口コミについてはこちらの記事でまとめてます>>>

 

あなたがこの本を読んでどんな風に変わるか

鋭いあなたならもうお気づきと思いますが、「人の感情を動かす」ことは物を売ることだけにはとどまりません。

この101個のテクニックを使うことであなたにどんなメリットがあるか

・業績最底辺からトップセールスマンに

もしあなたが営業マンなら商品を「買ってください」と何度も頭を下げてお願いしなくても相手の方から「欲しい、売ってくれ」と言ってくるでしょう。

・予約ゼロから行列のできる治療院に

もしあなたが治療家で診療所を経営しているなら、あなたの施術を安売りして集客しなくても予約はいつもいっぱいになるでしょう。

・友達止まりからモテモテ男子に

もしあなたが女性にモテたいと考えているなら、完璧にデートコースを考えて高い店を予約して全てを奢らなくても、相手の方から「今日は帰りたくない」と言ってくるでしょう。

・万年ヒラから出世コースに

もしあなたが無能な上司のせいで夜遅くまで働いているなら、無能な上司よりも出世するのは時間の問題でしょう。

・人望ゼロから羨望の眼差しに

もしあなたが働かない部下を持って頭を悩ませているなら、「何か手伝うことはありますか」と自らすすんで仕事をする部下を育てることができるでしょう。

私も昔は・・・

ちなみに私も昔は働かない上司や、部下の教育で悩んでいました。「なんで自分の方が仕事しているのにこんな奴が上司なんだ」とか「全然言うことを聞いてくれない、やる気が感じられない」などで、お金は貯まらないのにストレスはたまってタバコばかり吸ってました。

しかし、今では上司はほとんどいなくなりましたし(自分が出世したので)部下も主体的に自分で考えて働いてくれるようになって、ストレスもなく毎日楽しく仕事ができるようになりました。(タバコもやめました。)

また、お客さんからは「ぜひあなたに担当してほしい」「あなたに来てもらえて本当によかった」など言われることが増えました。(何の仕事かはご想像にお任せします)

では、どんな人にオススメ?

・この本をオススメしない人

  • すでに稼いでいる人(これ以上稼がないで)
  • 本を最初から最後まで順に読むのが好きな人
  • 101個のテクニックがあれもこれも気になってしまう人
  • マーケティングやコピーライティング中・上級者

 

・では逆に、どんな人にオススメか

  • 現在の会社で自分の評価が低すぎると考えている人
  • 自分だけ販売成績が悪い人
  • 将来が不安で副業のスキルを探している人
  • 将来的に独立・起業を考えている人
  • ある程度のスペックがあるのにモテない人
  • 自宅で仕事をしているがなかなか売り上げが上がらない人

 

まとめ

一生懸命頑張っているのに結果が出ない、知識やスキルはあるのになぜかうまくいかない。そんな人は是非一度読んでほしいです。少しの工夫で全く違った反応が得られるでしょう。

ちなみに私が1番良かったと思うテクニックは

商品の特徴とメリットを分けて考える作業をしよう

でした。

つまり、売れない商品は特徴ばかりを説明しているから売れないんですね。

 

例えば「全く音がしなくてすごく軽い掃除機」なんて商品があったとします。

この商品を売るときに「全く音がしないことや、すごく軽いこと」を散々説明してもきっと売れないでしょう。
なぜならそれは商品の特徴だからです。

 

でも、こんな風に言われるとどうですか?

全く音がしなしので、赤ちゃんが寝てても大丈夫‼︎(赤ちゃんのいる家庭に)

夜遅くに掃除機をかけても近所迷惑になりません‼︎(忙しくて働いている人に)

軽いから持ち運びやすく階段もラクラク‼︎(腰や膝の悪いお年寄りに)

 

いかがですか?自分がこの掃除機を使うことでどんなメリットがあるかイメージできたのではないでしょうか。

こんなテクニックがあと100個あります。

本の詳しい内容については公式サイトで確認してみてください。

詳しい内容を公式サイトでチェックする