部下の育成がうまくいかない・・・
- 最近の若い子はどう扱っていいかわからない。
- 全然いうことを聞いてくれない
- モチベーションが低い
- 要領が悪い
- 何回言っても失敗する
あなたは部下に対してこんな悩みを抱えていませんか?
私も、部下の数が多くなるにつれて同じような悩みを抱えていました。「働かない奴ばかりだ」と。
しかし、たった1つ大事なことに気づいただけでそれまでの状況は好転しました。
それが「部下からの信用」です。
あなたがどんなに優れた上司でも、どんなに素晴らしい指導をしても、どれだけ会社の中で地位が高くても、「部下から信用」されてなければ誰もいうことを聞いてくれません。
逆に、信用されていればこちらがあれこれ言わなくても自分で考えて行動し成果をあげてくれます。
つまり、言われてことだけしかできない受け身な部下ではなく、あなたの意図することを汲み取って主体的に行動できる部下になるでしょう。
では、どうすれば部下に信用されるのか詳しく解説していきます。
部下から信用されるためには
確かに、大勢の前である特定の人の悪口いたりする人いますよね。
「あいつは使えない」
「辞めてくれへんかな」
こういう上司は自分がどれだけ権力者か、自分を敵にしたらどうなるか、そういうことを誇示したいのでしょう。
あなたはそんな上司ではないと思います。
忙しい方のために先に信用されるための7カ条をご覧ください。最後まで読んでも3分ほどです。よければお付き合いください。
信用されるための7ヶ条
- 嘘をつかない
- 否定しない
- 思いやる
- 許す
- 意見を聞く
- 奉仕する
- 信じる
部下から信用されるための7ヶ条
では、7つの条件をそれぞれ解説していきます。「これはできている」というものがあれば飛ばして読んでください。
①嘘をつかない
これは絶対です。嘘をついた時点で信用を無くしますから。これはもう説明不要ですよね。
②否定しない
相手のいうことを真っ向から否定しないことです。
例えば
あなたの部下が何か提案してきたとします。
あなたの経験上それは無理だとすぐに判断できたと時に
と言われるのと
と言われるのでは部下はどちらの上司を信用するでしょうか・・・
③思いやる
これは思いやりを言葉や文字にするのがいいですね。。思っているだけだとなかなか伝わらないので。
言葉のチョイスとしては
この3つがあれば間違いないです。
だいたい部下は忙しそうに仕事をしているので、「大丈夫?何か手伝おうか?」と聞いてあげるといいでしょう。それだけで、部下はこの人はちゃんと見てくれていると安心します。
たまにしかわわない部下にも挨拶だけでなく「久しぶり、元気にしてる?」と声をかけるだけで親近感はぐっと近くなります。
そして、いいところはすかさず褒めましょう。些細なことでもいいんです。「今の電話の話し方良かったよ」とかで。もしできるなら部下が苦手だけど頑張って取り組んだことなどは時に気にかけてあげるといいでしょう。
④許す
部下がミスをした時あなたはどんな対応をしますか?
怒ってないですか?
怒らなくてもイヤな顔してないですか?
イヤな顔はしなくてもため息をついていませんか?
まさか「責任取るの誰だと思ってんだよ」とか言ってないですよね?
まずは許してあげましょう。あなたが怒っても、イヤな顔をしても、ため息をついてもミスはミスのままですから。
そして、同じミスをしないように一緒に対策を考えてあげましょう。
そんなあなたの事をきっと部下は強く信用するでしょう。
⑤意見を聞く
「これどう思う?」って聞いてあげるだけで、部下は自分にも意見を求められていることで1人の戦力として認めてもらえていると感じます。
そして、自分で考えて意見を言ってもらうことで主体的に動ける部下が育つでしょう。
⑥奉仕する
まず、部下にして欲しいことは先に自分がしてあげましょう。してもらうことの喜びを知れば、またそれを他の人にしたいと思います。
部下に求めてばっかりではなかなか良い上司とは言えませんよ。
⑦信じる
信用してもらうには、まず相手を信用することが重要です。
相手のことが嫌いであれば、きっと相手もあなたのことが嫌いでしょう。
相手のことが好きであれば、きっとあなたのことも好きでしょう。
相手のことを信用していれば、きっとあなたのことも信用してくれるでしょう。
まとめ
今回ご紹介した7つができていれば大抵の人からは信用されます。これらの項目からもわかるように「手本を見せる」「やり方を教える」「指示する」だけではいけません。
しっかり部下と「コミュニケーション」をとることです。
また、この7つのうち1つでもできていないとそれが不信感につながるので要注意です。
信用は今日明日で手に入れられるものではありません。
信用はコツコツ積み重ねです。